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理事長挨拶
公益財団法人医学教育振興財団
理事長 小川 秀興
医学教育振興財団は、1979年に文部省(当時)により設立認可されました。その目的は日本並びに諸外国の医学教育(卒後の臨床研修を含む。)の方向と実情に関し、不断の調査研究を行い、その成果を医学教育機関に提供すると共に広く社会公開するなど、日本における医学教育の充実向上について寄与し、もって医学の振興と人類の福祉に貢献すること(定款)です。
2013年、公益財団法人として内閣総理大臣より認定を受け、全国の国公私立医科大学・医学部が一般会員として本財団の事業に参画しています。主な事業は次の通りです。
「医学教育指導者フォーラム」は各大学の医学教育に責任ある立場の方々の参加を得て1987年から開催しています。英国など諸外国の講師を招き、医学教育の様々な問題について講演と総合討論を行います。2024年7月には「医師法改正後のあるべき診療参加型臨床実習とは」をテーマに第35回のフォーラムが対面及びZoomウェビナーで開催され、活発な意見交換が行われました。
「国内医科大学視察と討論の会」は、国内の医科大学・医学部1校を選び、医学教育システム、カリキュラム等について実地に視察見学し、医学教育の改善に資するものです。2024年9月12日・13日には、第42回の視察と討論の会が富山大学医学部で開催されました。
「英国大学医学部における臨床実習のための短期留学」は日本の医学生が英国の医学部で4週間の臨床実習を体験するプログラムです。1990年に第1回目の短期留学が行われ、以来、国公私立77大学から480名の医学生が派遣されています。
「医学教育研究助成」は基礎医学教育、臨床医学教育及び卒直後教育の改善に寄与することを目的としており、2024年度には10件の助成を行っています。また、顕著な研究実績を上げ、医学教育開発において将来の活動を期待できる若手研究者に医学賞(懸田賞)を授与しています。
国際感染症リスク、さらには少子高齢化など社会が大きく変化する中、将来の医療を担う医師養成のため、医学教育の充実改善は益々重要です。一層の事業の充実に取り組んでまいります。
沿革
昭和54年4月 | 医学教育振興財団として文部省により設立認可 事務所を東京都渋谷区代々木に置く |
昭和54年5月 | 第1回理事会にて初代理事長に懸田克躬氏(順天堂大学学長)を選出 |
昭和54年9月 | 事務所を東京都千代田区永田町に移転 |
昭和55年2月 | 「ヨーロッパの医学教育(海外医学教育調査団報告書)」を刊行 |
昭和55年10月 | 第1回国際医学教育シンポジウムを開催 |
昭和56年11月 | 第1回国内医科大学視察と討論の会を筑波大学医学専門学群にて開催 |
昭和57年12月 | 「英国の医学教育」を刊行 |
昭和59年5月 | 広報誌『J.M.E.F.』の創刊号を刊行 |
昭和60年9月 | 第1回地区別シンポジウムを東北大学医学部にて開催 |
昭和61年6月 | 第1回国際医学教育会議を京都市及び倉敷市にて開催 |
昭和62年1月 | 第1回医学教育指導者セミナー(現在の「医学教育指導者フォーラム」)を開催 |
昭和62年8月 | 「米国の医学教育改革の動向(米国医学教育事情調査報告書)」を刊行 |
昭和62年9月 | 第1回川崎学園・グリーンカレッジフェローシップ (現在の「川崎学園・グリーンテンプルトンカレッジ(JMEF)フェローシップ」)を実施 |
平成2年3月 | 「英国大学医学部における臨床実習のための短期留学」を開始 |
平成3年1月 | 昭和45年以降に新設された医科大学(医学部)に関する 英国医学協議会(GMC)の承認手続きに協力 |
平成4年11月 | 第2回国際医学教育会議を「変革期の医学教育」をテーマとして開催 |
平成5年2月 | 厚生省の委託を受け「臨床研修モデルプログラム作成等検討委員会報告書」を作成 |
平成8年3月 | 第49回理事会にて第2代理事長に吉岡守正氏(東京女子医科大学学長)を選出 |
平成8年7月 | 第1回医学教育賞(懸田賞)を授与 |
平成8年9月 | 第52回理事会にて第3代理事長に高久史麿氏(自治医科大学学長)を選出 |
平成8年11月 | 事務所を東京都港区虎ノ門に移転 |
平成10年3月 | 生涯学習活動の促進に関する研究開発報告書 (福祉系大学及び社会福祉士等職能団体調査)を取りまとめ |
平成14年10月 | 日英医学教育会議を英国オックスフォード郊外にて開催 |
平成17年6月 | 事務所を東京都文京区湯島に移転 |
平成17年10月 | 日英医学教育会議を東京において開催 |
平成25年3月 | 公益財団法人として内閣総理大臣より認定 |
平成25年4月 | 公益財団法人医学教育振興財団への移行登記を完了 理事長に小川秀興氏(順天堂大学理事長)が就任 |
平成26年12月 | 「基礎研究医養成支援事業」を開始 |
令和元年7月 | 第51回日本医学教育学会大会において特別企画「日・英の医学教育の課題と展望 – 医学教育振興財団の英国短期留学の経験を通じて」を実施 |
役員
歴代理事長
役員等名簿(理事・監事・評議員・事務局長)(令和6年12月1日現在)
委員会委員名簿(運営委員・英国短期留学選考委員・審査委員)(令和6年12月1日現在)
アクセス
住所:〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15御茶ノ水HYビル(茶州ビル)7階
TEL : 03-3815-3895
FAX:03-3815-3896
JR中央線、総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩約5分
東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅(医科歯科大学口)徒歩約5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(聖橋方面出口)徒歩約5分
会員
令和4年4月1日現在
一般会員 82校
国立大学 42校 | 公立大学 8校 | 私立大学 31校 | 大学校 1校 |
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北海道大学 | 札幌医科大学 | 岩手医科大学 | 防衛医科大学校 |
旭川医科大学 | 福島県立医科大学 | 東北医科薬科大学 | |
弘前大学 | 横浜市立大学 | 自治医科大学 | |
東北大学 | 名古屋市立大学 | 獨協医科大学 | |
秋田大学 | 京都府立医科大学 | 埼玉医科大学 | |
山形大学 | 大阪公立大学 | 国際医療福祉大学 | |
筑波大学 | 奈良県立医科大学 | 東京慈恵会医科大学 | |
群馬大学 | 和歌山県立医科大学 | 東京女子医科大学 | |
千葉大学 | 慶應義塾大学 | ||
東京大学 | 東京医科大学 | ||
東京科学大学 | 日本医科大学 | ||
新潟大学 | 順天堂大学 | ||
富山大学 | 昭和大学 | ||
金沢大学 | 東邦大学 | ||
福井大学 | 日本大学 | ||
山梨大学 | 帝京大学 | ||
信州大学 | 杏林大学 | ||
岐阜大学 | 聖マリアンナ医科大学 | ||
浜松医科大学 | 北里大学 | ||
名古屋大学 | 東海大学 | ||
三重大学 | 金沢医科大学 | ||
滋賀医科大学 | 藤田医科大学 | ||
京都大学 | 愛知医科大学 | ||
大阪大学 | 大阪医科薬科大学 | ||
神戸大学 | 関西医科大学 | ||
鳥取大学 | 近畿大学 | ||
島根大学 | 兵庫医科大学 | ||
岡山大学 | 川崎医科大学 | ||
広島大学 | 産業医科大学 | ||
山口大学 | 福岡大学 | ||
徳島大学 | 久留米大学 | ||
香川大学 | |||
愛媛大学 | |||
高知大学 | |||
九州大学 | |||
佐賀大学 | |||
長崎大学 | |||
熊本大学 | |||
大分大学 | |||
宮崎大学 | |||
鹿児島大学 | |||
琉球大学 |
賛助会員
アステラス製薬株式会社
アルフレッサ株式会社
学園パーキング株式会社
協和キリン株式会社
塩野義製薬株式会社
株式会社スズケン
武田薬品工業株式会社
第一三共株式会社
中外製薬株式会社
東邦薬品株式会社
株式会社メディセオ
寄附/助成団体
株式会社医学書院
公益財団法人持田記念医学薬学振興財団
賛助会員並びに寄附を募集しています
本財団は各種事業を推進し、よりよい医師の育成を図るべく、医学教育の改善充実に努めてまいります。
本財団の趣旨にご賛同くださり、賛助会員等としてご支援の意向をお持ちの企業、個人の皆様からの申込をお待ちしております。
情報公開
【事業計画・事業報告書・収支予算書・決算財務諸表】
令和06年度
令和05年度
令和04年度
令和03年度
令和02年度
平成31年度/令和元年度
平成30年度
平成29年度